市の中央北部にある、JR青梅線昭島駅を中心に商業施設等が立ち並び、主としてこの地区がこの市の経済活動の中心となっています。
昭和中期以降の工場誘致、大型団地の建設等によって人口の増加、経済活動の進展がもたらされ、現在では東京のベッドタウンとなっています。
市の東西を貫くJR青梅線の線路を境として、北部では団地、工業地、ゴルフ場、国営昭和記念公園の敷地などが大きな面積を占める。それに対し南部では主として住宅地の占める割合が大きい。だが、最南部である多摩川の河岸付近地域には団地や学校が比較的多くあります。
1961年(昭和36年)8月、市内のJR八高線多摩川鉄橋近くでクジラの化石が発見。同じ種類のくじらが他に発見されていないため、和名「アキシマクジラ」と命名されました。発掘当初はおよそ500万年前と推定されていたが、科学の進歩により現在では160万年前の地層から出土したとされています。百万年以上前のクジラの全骨格がほぼ完全な形で発掘されたのは、世界でも初めてだと言われているそうです。世界的資料として、国立科学博物館新宿分館に大部分が保存されているが、一部の骨を市庁舎1階ロビーに常設展示しています。このほか、昭島市の多摩川周辺ではアケボノゾウの足跡の化石や多摩川オオカミなどの骨格の化石、貝類の化石、貝類の生痕化石(サンドパイプ)、メタセコイア(和名 アケボノスギ)の化石や炭化樹木などが出土しているそうです。
都内では唯一、水道水を地下150~200メートルから汲み上げる地下水で100%賄っています。その為、周辺自治体より基本料金が安く、日本水道協会水道料金表によれば、平成16年4月1日現在の10万人~30万人未満の都市における家事用水道料金は、国内では沼津市に次ぐ安さ。給水は市町村の事業であるが、多摩地区では多くの自治体が東京都水道局に事業を委託して独自で行っているのは、本市と武蔵野市、羽村市、奥多摩町、檜原村の5市町村だけだそうです。